2001年3月31日

1ヶ月。

先日はセルパンの仕事が予想以上に長引いたので、テューバの方は結局練習できず。今日は夕方から練習。1ヶ月の間に色々詰め込みすぎたので、2時間半練習しても全部済まなくなってきている。この日誌も気がつけば1ヶ月近くつけている事になり、根気の無い自分にしては上出来の様な気がする。この1ヶ月、狙ってやってきた練習は(種類にもよるけれども)それなりの成果が上がっている。また、これをつける事により逆に練習時間をコンスタントに確保する、できるようになってきたのはよい兆候。というわけで明日キリが良いので再構成する予定。

まとめ

どうやらこうやら、1ヶ月続ける事が出来た。今見ると試行錯誤が伺えるが、音階-アルペジオ、タンギングの2点が柱になっている。前者はこの1ヶ月でもかなりの上達、効果が見とめられるが、後者はなかなか上手くいっていない。練習時間によって一番カットされている事も確かだが、上達する為にはまだまだ時間が必要ということだろう。結局の所特殊奏法の練習は断続的になっている。来月は何か対策を立てねばならないだろう。全然奇天烈じゃないじゃないか。
 後半調子に乗って色々練習を付け足しているうちにメニューが凄くきつくなってきている。仕事が入っていると思うように出来なくなるので、コンパクト版も考えた方が良いだろう。来月は4分音音階を上手く取り入れていければ良いのだが。

2001年3月29日

やれやれ。

先日は本を読んでいてダラダラしていた為、練習しなかった。その反省もあって今日こそは、と思っていたのになかなかエンジンがかからなかった一日。言い訳に過ぎないが、こうも長く天気が悪いとなかなかアクティブにならない(ほんとに言い訳に過ぎない)。それでもノルマの半分はこなす。メトロノームを紛失した事に気付く。やれやれ。

2001年3月28日

ダラダラ

結局練習しなかった日。反省。夕方にそれでも学校に行ったのだが、丁度面白い演奏会(ビオラの現代音楽)があってついついそちらに出向いてしまった。演奏会は行って良かったのだが、一日の練習配分をもう少しきちんと考えるべき。

2001年3月27日

再考

今日は色々と雑用が入り、思うように時間が取れず。ノルマはタンギングの練習までまでいかなかった。様々な練習を少しずつ追加してきたので、一通りこなすまでに2時間程度かかるのは再考の余地があるかもしれない。これだけこなしても、リップスラー、特殊奏法にまだ手をつけていない。4月からは上手い時間配分を考えてなくてはならない。

2001年3月26日

再確認

昼過ぎに調整に出していた楽器を取りに行って練習。時間をゆっくり取れるのは久しぶりなのでメニューを再確認。
1.フィンガリング
2.音階(短・長)。全音音階、半音階はアーバンから。cでモードを。
3.アルペジオとオクターヴ。今週から4度和声のアルペジオも。
4.タンギング
一通りで2時間はかかってしまうが、前に比べればだいぶ楽になってきていると思う。今週みっちりとやって1ヶ月の反省。今日は久しぶりに学校に顔を出したけれども、本当に久しぶりに会う友人が沢山いて、充実。

2001年3月25日

今週のまとめ。

今週は結局ビータの関係で練習も出来ず、またこの日記を書く余裕も無かった。演奏自体は回数を重ねるごとによくはなっていき、最終日は満足できる演奏が出来たと思うのだが、やはり仕事として依頼を受けた以上初日からこのレヴェルを持っていけるようにしなければならないと思う。ホテル内でも皆部屋で練習していたのはやはりプロとしての自覚があるからだろう。テューバは持って行けなかったのでどうにもならなかったけど。明日楽器が戻ってくるので、今までの練習を引き続き行なう。折を見て楽器を調整に出さなければ。

2001年3月24日

みたび移動。

午前中にパリへ移動。午後はセルパンの楽譜を買いに出かける。

2001年3月23日

Hambourg

コンサート最終日。練習時間は全く取れず。

2001年3月21日

再び移動

夕方飛行機にてハンブルグに移動。途中凄く揺れる。夜ホテル到着。とてもchic。

移動

午前中パリに戻ってくる。明日はハンブルグなので、今日はゆっくりと休み。楽器も無いし。

2001年3月20日

cologne

午前中列車で移動。午後からジェネラル。と言っても通すだけ。合間にノルマをこなす。夜本番。どこにも観光には行かなかったが、ホテルのすぐ近くにあったので見にいった大聖堂は凄く感銘を受ける。

2001年3月19日

小休憩

今週はビータの為楽器が手元に無い。前々から書いている様に、少し首の筋を痛めたようなので、なるべくゆっくりする。日記の方も今週はペースを落とすつもり。

2001年3月18日

演奏会

今日はGerard BUQUETの演奏会を聴きに行く。ジェネラルが朝10時から、その後作曲者本人でもあるBUQUETの作品のアナリーゼ、そして午後から演奏会。今日はテューバだけでなく、ダブルベルコントラバストロンボーンの為の曲がメインのプログラム。とても示唆に富んだ一日。機会があればこの演奏会ついてもう少し詳しく取り上げたい。

2001年3月17日

アクシデント

今日は本番があったので、練習はウォームアップのみ。曲はそんなに複雑なパートではなかったのだけど、ちょうど真後ろに録音用のマイクが突っ立っているのに全然気がつかないで、ミュートを外すときにぶつけてしまった。その後動揺して余り集中できなかった。あんなとこに立てるなよなぁ。とちょっと思ってしまったが、それくらいで集中力を失うのも問題。まあ、グチグチしてもしょうがないので、来週の本番は抜かりのない様に。

2001年3月16日

覚書

どうもセルパンをさらうときの姿勢が悪い様で、首の筋を痛めている。ということで軽く練習、と思っていたのだが、来週マトモにさらえそうに無いので、ノルマを一通りこなす。今週は少しずつメニューを変えたので、覚書としてここにメモ。
・音階(長音階、短音階2種)
・半音階と全音音階はアーバンのメソード。
・旋法はCを基音とした七種。
・インターヴァルの練習。(オクターブ、10度を含む)
・フィンガリングの練習。(速度よりも色々な音型を試す)
・アルペジオ(長短三和音、属七、減七)
・ダブル・トリプルタンギング。
明日は演奏会。

2001年3月15日

倦怠期

昨日ちょっとサボったので今日はちゃんと練習。長三和音と短三和音のアルペジオは次のより複雑なものに進んでみる。半月程同じメニューを繰り返していると流石に少し飽きてきたので。少し進んでまた元に戻す、といった方向で少しずつ進んでいく予定。オクターブの練習を進める。来週はずっとビータなのでテューバの方を練習する時間はかなり減りそうだ。

2001年3月14日

たまには。

今日は夕方から練習。音階を終わって、さて…と思ったところで、昨日行ったコンサートにどうしてももう一回行きたくなって、結局行ってしまう。即興の演奏会なので、昨日と全然違う(当たり前だ)んだけど、その違い方が本当に「違った」ので、改めてプレイヤーの凄さを味わう。というわけで練習は音階だけ。たまにはこういう日もある。明日は真面目に練習。今日は昼寝をしたせいか、凄く調子が良かった。

2001年3月13日

即興演奏

今日は午後仕事の後でそのまま練習。朝からセルパンを吹いてほぼノーストップで練習に入ったので最後の辺りはかなりばてる。タンギングの練習は幾つかスキップ。クオリティが落ちては余り意味が無い。晩はJEAN-PIERRE DROUET - JEAN-PIERRE TAILHADEの即興演奏を聴きに行く。ショック。個人的に今シーズン一番のコンサート。人生でもベスト3に入ること間違いなし。最近所謂現代音楽系のフリーインプロビゼーションとは何なのか、ということで考えさせられる事が多かったのだが、解決かどうか、というより、このジャンルにおける自分の嗜好性というものがハッキリと判った。こういうの聴くと即興やりたくなるよなぁ、うん。

2001年3月12日

カーペンターズ

じゃないけれど、雨の日と月曜日はホントに憂鬱。しかも今日は雨「で」月曜日だった。日誌をつけるようになって良い点は、こういう日でもどうにか練習をするようになった事。今日も19時になって漸く練習を開始。始めてしまうと後は勝手に(誰がだ)練習するので、楽器を持つと楽なんだが。先週までにやっていたノルマがかなり短縮して出来るようになっているので、かなり前にしつこくやっていた音階練習とオクターヴの練習を取り入れる。あと曲の譜読みをやってちょうど2時間くらい。今週はテューバが学校で練習。セルパンが家。クオリティーを重視。

2001年3月10日

反省と目標

今日は午前中が練習。合間を見つけてノルマをこなす。部分的にミュートを使った事による効果も見られる。特にタンギング。しかし、逆にフィンガリングなどは少しクオリティが荒れてきているので、来週は家でセルパン、学校でテューバと言う風に変えて、クオリティの向上を目的とする。合わせはつつがなく済む。晩にフリーインプロヴィゼーションのコンサートを聴きに行く。とても面白く聴く。明日は休み。

2001年3月 9日

仕事

仕事が午後から入る。その為練習は午前中で済ます。久しぶりにミュートを外して吹いてみたが、思ったほどの成果は上がらず。響きのコントロールがやはり難しく感じる。少し残念だが、方向性はあっていると思うので、1週間ごとにセルパンとテューバの練習時間と場所を変えて、来週はミュートなしでもう一回元に戻す予定。明日は練習場でアップが出来るので、もう一度今週の成果の再確認。
 練習はブーレーズ指揮のEICという事で、やはり緊張する。思ったとおりに吹けていないような気がする。明日はもう少し積極的に。

2001年3月 8日

寝坊。

寝坊をしてしまい(結構何時もの事かもしれないが)タンギングの練習をカット。属七のアルペジオはだいぶ手に入ってきたので、今日からテンポを設定。今日はそれ以外は特に変化無し。タンギングは慣れて来たらダブルとトリプルを混ぜた5拍子などもやってみたほうが良いだろう。

2001年3月 7日

順調

今日も練習は順調に。時間が取れればC管も練習したかったのだがこちらは達成できなかった。アルペジオは少し上達の(慣れの)様子が伺える。ものによって異名同音が相変わらずとりにくいが、もう少しやれば慣れてくるだろう。タンギングのときにもう少し息を使う様に気を使う事。今週後半は仕事が入ってくるので、そろそろペース配分をしっかり掴んでおく必要あり。

2001年3月 6日

引き続き、

引き続き自宅で練習。昨日も書いたがサイレントミュートは(マイクで拾って増幅しなければ)響きを殺すので、目的をちゃんと絞った場合、ミュートならではの練習が出来る、ハズだ。例えばインターヴァルやアルペジオでは、音のセンターにきちんと当てないと、嵌っていない事が直ぐにわかる。逆に指の練習やタンギングではミュートを付けていたほうがコントロールしやすいので、まず息の流れを止めない様にして、そこから響きをつけていく方向が良い様な気がする。ということで、暫くこのまま続行。練習時間は慣れてきた為か短くなってきてるのだが、ミュートをつけている分疲れが来るのが早い。休憩の取り方を上手く配分して少しやる事を増やすべきか。リーム(註:Wolfgang Rihm)の楽譜届く。

2001年3月 5日

サイレントミュート

何故か凄く眠たく、雑事をやっている間に殆ど練習できなかった。タンギングを除くノルマは達成。今日はテューバをサイレントミュートを付けて自宅で練習。ミュートをつけると、指の練習はやや簡単に、インターヴァルはより難しく感じる。音のクオリティ、というものと一旦切り離して練習する感じなので、各セクションでの目的をハッキリさせれば、ミュート付ならではの効果もあるはずだ。セルパンのほうが暫くピアノを必要とするので、とりあえず今週はテューバは自宅で練習する方針。

2001年3月 4日

休息日。

タイトルのごとく、休息日。と言うよりロータリーの調子が悪いので、練習のしようが無かった。明日調整の予定。日曜日は原則的に休んで、反省及び次週の計画を立てる。ここの日誌は日本時間になってしまっているので、ここで一日かぶらせて、次回からはフランス時間に準拠。ということでここに次週の計画を記す。先週の予定は順調にこなせたように思う。いささか基礎練習としては重いので、来週仕事が始まるとこなすのが難しくなる模様。なるべく満遍なくやれる様に少し軽めに調整。
1.アルペジオとインターヴァル。
2.フィンガリング
3.トリプル・タンギングとダブル・タンギング。
それぞれの項目をその日の状況を見ながらチョイス。1.2.3.全ての項目はノルマ、ということに。恐らく仕事の譜読みがはいる。そろそろややこしい曲の譜読みを再開。

2001年3月 3日

デュオ。

昨日結構根を詰めて練習したので、今日はノルマ分だけをこなす。アルペジオはアーティキュレーションのバリエーションが一通り終わったので譜面通りやってみる。効果あり。かなり早く出来る。色々他の練習をやってみるが、インターヴァルの練習は早めにやっておいたほうがよいかもしれない(時間がかかりそうだ)。4番ロータリーの調子がおかしいので、日曜日に友人に頼んで調整してもらう。
 晩はMichel GODARD と Dave BARGERONのデュオのコンサートを聴きに行く。テューバ二本だけでこれだけ楽しめる演奏会が出来る、というのはやはり本人達の卓越した音楽性の証左だろう。凄い。

2001年3月 2日

愕然

練習時間は充実。約5時間。ノルマ+各種音階練習。何故か特殊奏法の練習を忘れる。困ったもんだ。音階は少しずつピックアップして組み込んだ方がよいかもしれない。トリプルタンギングはものによって限界値に達しつつあるので、クオリティを上げていく方向に。速度は維持。以前はTTKがTKTになって困っていたのが今度はダブルタンギングが全然出来なくなっていて(TTKになる)愕然。ダブルもやること。時間があったので、テレマンのファンタジーの譜読み。基礎練でやったことはすぐには反映されない。しばらく、最低2週間は続けてみるべきだろう。

2001年3月 1日

叩く

今日は昼頃学校に行った為、部屋が1時間半しか使えなかった。その割にノルマはほぼ達成(吸気奏法を除く)。時間を上手く使っていけばもう少し短縮できるはず。タイトルの「叩く」には深い意味なし。トリプルタンギングで詰まったときに何かしら意味のある言葉を繋げていけば良いんじゃないかと思って思いつく。明日はセルパンのレッスン。