2001年10月31日

睨み

今日は書類もなんもかもほったらかして学校でひねもすのたりのたりと練習。
書き忘れてたけどdidierの音階は先週から始めている変ロ長調はまいにちテンポアップ、今週始めたホ短調はそれよりかなり遅いテンポからのテンポアップ、という、追いかけっこの形に変更。来週もう一つ付け加える頃には両者のテンポもそれなりに上がって、余った時間が出来ているはず、という睨み(よく外れるんだけど)。譜読みも久しぶりにじっくり取り組む。少しずつは進んでいたんだけど、やっぱり腰を据えてゆっくりからやっている所はテンポアップしやすいので、急ぎでやった所を手直し。本当は予定ではかなり進んでいるはずなんだけど(ほらみろ)、出来てないままずんずん進んでもしょうがないので、今日と明日で今までのところをちゃんと練習しなおすつもり。

まとめ

実際にこの月の日記を読んで編集しているのははじめにも書いたとおり2002年の1月なんですが(何やってんだか)、色々学校関係の試験が一段落して、新しい練習法を色々と試みていた月。ここでは触れていなかったけれども、今までやってきたいくつかの曲がある程度まで仕上がり、「さてこれからは」と、少し方向性について悩んでいた時期でもある(この後触れるように、譜読み地獄に陥ることは想像していなかった)。この中のいくつかの練習は忙しい今でも少しの時間を使ってできるものもあるなぁ、と思う。こういった点は日誌のメリットですね。

2001年10月30日

変更

今日は少し方法を変えてみる。
まず、先週から再開したセルパンの練習をもっと日常的にこなすために、テューバでやっている練習の一部をこちらに移すことに。
つまり、呼吸、バズィング、音程、基礎的な長短音階をセルパンで、
タンギング、リップスラー、全音音階、didierの音階練習をテューバで。
できれば両者の間に長いインターミッションを置ければいいんだけど、今日みたいに朝寝坊をこいてると必然的にぶっ続けということになる。曲もテューバで少し譜読みをしていたツェルシはセルパンでやってみることに。曲のキャラクターからしてこちらでやった方が面白そう。今週いっぱいはこういう形でヴァカンスを利用してゆったりやってみる。

2001年10月29日

往来

引き続き、余り気乗りがしなかった日(なにやってんだか)。取り敢えずこういった日でも必ずやる、と決めたのは「その週にフォーカスしてやっている練習」。今だとdidierの音階ということになるか。この何ヶ月かで「音階」という文字はもう果てしなく書いたと思うんだけど、これは語学で言うと「動詞の活用」というのと少し似ている。僕の持ってる動詞活用の参考書にすごく好きな文がある。引用すると「この(動詞活用表という)いわば俯瞰図によって密林の踏査も最短距離を歩むことが出来るとはいえ、密林を我が家の庭とするには反復往来を必要とすることも勿論である。」
 なんだか音階練習の定義みたいですよね。まあそうやって反復練習して得たテクニックと、それを用いて何を語るか、ということは全然別問題なんだけど。

2001年10月28日

推定

なんだか余り気乗りがしなかった日(本年18回目:推定)。

取り敢えず基礎練習だけはちゃんとやろう、と学校へ行く。diderは先日の変ロ長調に加えてホ短調を追加。両方とも臨時記号は少ないんだけれど、これはあまり指のことで悩まないで、長短両方の音程感をちゃんとつけてしまおう、というためのもの。短調の方は和声的短音階。思っていたよりも出来ない。ここの所譜読みの方が滞りがち。

2001年10月26日

オブセッション

先日はオケの仕事以外に練習する時間が取れなかった。今日はがんばって一時間半前に到着。基礎的なウォームアップをする。幾つかの調では相変わらずソルミゼーションが出来ていない。C♭とか、E♯って、どうしても頭の中で「ド」「ミ」と読めないようだ(「シ」「ファ」と読んでしまう)。まあ実際に吹くのにはさし当たって大きな問題ではないんだけど、しつこく訂正すること。4分音音階は少しずつだけど頭と指に入ってきている様子。オケの後セルパンのレッスン。疲れてたんだけど、DIDIERに全然手をつけていないのでもう一頑張りする。来週は次の調を加える予定なので(そうしないといつまで経っても進まない)、多少辛くてもペースを作ってしまうこと。明日は学校が閉まっているので休み。

2001年10月24日

チェック

今日もやや遅刻するも、とりあえず朝のうちに基礎練習。昨日立てた内容は果たして継続し得る物なのかどうか、所要時間をチェックする。

* 呼吸の練習 3'
* マウスピースの練習 16'
* ロングトーン、タンギングの基礎練習 16'
* 長短音階とアルペジオ 12'
* 全音音階とアルペジオ 5'
* 長2度音程 5'
* リップスラー 8'

計65分。おおよそ一時間というところ(あ、半音階忘れてる)。このタイムはこれ以上短くは出来ないので、残りの練習はやはり30分程度を目安にするべきだろう。didierの音階練習は、指に覚えさせる、という目的から一つの音階練習を5回、ノーミスで出来るまでやる、という形で進めていく(今日はこれに手間取った)。4分音音階のほうは、取り敢えず指使いを覚えていかなければならないので、譜読みの時間も含めて、休憩を取る前後に少しずつやることに。取り敢えず年内くらいは続けられそう(なんだか消極的だなぁ)。ずっとほったらかしていたセルパンの練習のために早めに帰宅。

2001年10月23日

音階

昨日決意したように、音階練習を少し重点的に取り上げていくことに。なんだかんだ言っても譜読みもかなり重要な作業なので、基礎的な練習は午前中に済ますように心がける。といった端から寝坊してしまったんだけど。didierの教本からは無作為に変ロ長調のページを選ぶ。2度からオクターブまでの音程と1 度、7度、属7のアルペジオがまとまっている。これを一週間で覚えこんでゆく。その次の週は一つ加えて、とやっていって上手くいって24週間。およそ半年のスケジュールですね。皆ちゃんとできてんだから凄いよなぁ(というか今まで手をつけてない自分のほうがおかしい)。とはいえ何回かは練習したことがあるわけで、今回は「完全に」手に入れるのが目標。これに加えて長2度音程を半音階でやることに。これはarbanでもやっていたけど、didierのほうがより音域が広い。この教本の他に四分音程の音階を練習。こちらは自分がどの辺を吹いているかということすら時々わからなくなる。まずは「慣れる」こと。

2001年10月22日

覚書

ちょっと疲れていたのもあって(と言いながらよくこの日記を見てみると必ず週に一回は休んでるんじゃねぇか)、個人的な練習はパス。今日は午前と夕方、アンサンブルの練習のみ。楽譜がシンプルなので、音色、音質などに気をつけて練習。昨日書いたようにきちんと今の練習を把握する必要があるので、ここで覚書。カッコ内は教則本名。

* 呼吸の練習(Bobo)
* マウスピースの練習(Bobo)

以上2点はテアトル・アンストルモンタルのエクササイズのイメージも取り入れて練習。

* ロングトーン、タンギングの基礎練習(Bobo)
* 長短音階とアルペジオ
* 全音音階とアルペジオ
* 半音階
* 長2度音程(Arban)
* リップスラー(Bobo)

以上が基本。パターンは時に応じて変えてみること。加えてDidierの教本の音階、四分音の音階を正味30分程度取り入れることに。明日以降の練習の中でペースを作っていくこと。

2001年10月21日

目標

今日は午前中に軽く基礎練習だけをやって終わり。内容はいつもと同じなんだけれど、最近(というか何ヶ月も前から)「計画的」に練習を進めることをやらなくなっていることに反省。ここから年内あたりまでの中期的な練習目標をきちんと立てることにする。アーバンに関してまだ手付かずな部分は音階とタンギング。音階については長短調の基礎的な音階はようやく身についたものの、アルペジオに至る様々な音程の練習は手付かずの状態なので、とりあえずこちらを重点的に進めていくことにする。アーバンの中にのっているものよりももう少しシステマティックなものからはじめようと思ったので、一時期音階練習に使っていた Yves DIDIERのLes Gammes Du Clarinettisteの一巻を再び取り上げることにする。今の練習は通して大体45分くらいなので、これに30分程度の練習を付け加えていくことに。

2001年10月20日

ゆったり

今日はたっぷりと時間が取れたので基礎練習もゆったりと。ボボの教本のリップスラーは大分身についてきたので、次のもう少し音域の広いものに移行する。ピアソラのル・グラン・タンゴも大体編曲(といっても殆どがオクターブ移行に関するものなんだけど)が済んだので練習に入る。自分でオクターブを決めた割りにかなりきつい事になってしまったので、今後高音域のために何か練習を付け加えたほうがよいかもしれない。voix captivesも引き続き譜読みを続行。こちらは微分音程の問題が常にある。懸案だった四分音音階をこの際きちっと練習すること。

2001年10月19日

ぬわに?

朝8時半(!)からレッスン。今日はクラス全員で基礎的なことをやるので、それを覗くのが目的。ちょうどテアトル・アンストルモンタルでやっているエクササイズと似たようなことをやっているので、そのエクササイズから音へどうやって結びつけるか、ということを感じるのにいい機会。こういうのは継続的にやらないとなかなか体感できないものだと思う。この時に今譜読みをしている曲の校正版をもらう。…全然音がちがうぢゃないか?…ということで午後から今まで練習したところを泣きながら訂正。いったん指に入ってしまっているので大変。

2001年10月18日

亀のような

色々と雑事が多かったので、ちょっと空いた時間を使って譜読み。今回は特殊奏法が一音ずつに施されていて手順を身につけるのに時間がかかるため、はじめのテンポは16分音符が60というテンポでスタート。実際のテンポの六分の一という遅さ。これで一応どういう手順かを把握してから16分音符が120まで上げるのが一セット。これで一段を通し、その後今まで読んできた部分を240まで上げる。この時点でもテンポは三分の二なので、ここでメトロノームを4分音符単位に直し、徐々に上げていく。ちょっと気の遠くなるかんじ。意外なのがメトロノームを16分音符単位から4分音符単位に上げたとき、感じるリズム感が全然違って戸惑うこと。もう少し前からフレーズ感をちゃんと感じること。

2001年10月17日

勢い

コンサートが延期となって少し気が抜けたのか、先日はまったくやる気が起きなかったので、学校へ行ったにもかかわらず練習は中止。といってもいつまでもやる気がどうとか言っていてもしょうがないので今日から再開。午前中はテアトル・アンストルモンタルの授業。先日書いたように、せっかくはじめた譜読みなので勢いを持ってこのまま続けていくことに。ただしペースは上げる必要がないので、一日一段を譜読み、譜読みが完了した部分から仕上げていく、という形に。

2001年10月15日

肩透かし

午前、午後にかけて練習。昨日のメニューに加えて、試験前にやっていたロジャー・ボボのメソードも取り上げる。とりあえず出来るところまで持って夕方レッスンに。件のコンサートが2ヶ月くらい後に持ち越しになることを知らされる。…早くそれを言えっつーの。ちょっと安心した反面、こういった曲は勢いで最後まで譜読みしたほうが結果的に早い気がするので、ちょっと複雑。当面は同じペースでなるべく早く譜読みを完了させることにする。今後の計画を色々と相談したんだけど、やらなきゃいけないことは山のようにあるのでちょっと計画するのがイヤになる。まあ、一つ一つ、コツコツと片付けていくしかないですね。

2001年10月14日

完成形

「voix captives」譜読み。基礎練習は音階を中心に。スケールはだいぶこなれてきたので、アルペジオを付け加えてみる。全音音階上の増3度の和音はあまりやりなれていないので、少し重点的に。譜読みは基本どおり。ゆっくりから、少しずつ。焦っても仕方ないので、着実にテンポを上げてゆくこと。今回は微分音程の重音などが沢山出てくるので、確実に耳と体に覚えこませることも必要。ちょっと逆のことになるんだけど、それと同時にリズムにしても音程にしても一つの「完成形」を頭にちゃんとイメージするのはとても重要なことだと思う。自分が何作ってるのか、ちゃんと分からないと。

2001年10月13日

テアトル

今年は学校で前からちょっと気になっていた授業を受講。「テアトル・アンストルモンタル」という、演劇的要素の入った演奏に関するコース。度々触れてきたように最近ことある事にそういう系統の演奏会が多くなってきたので、一度そういった基礎をちゃんと習ってみたかった。このクラスは週2回、各々2時間。今の所は楽器は少し置いて基礎の体操みたいなのをやってるんだけど、これが非常に面白い。音の動きを体感的に感じる為にいろいろなエクササイズをやるんだけれど、楽器が介在していない分、自分がどのくらい音を具体的に感じているのか、即座にわかる(意外と出来ていないもんだ)。これをみっちりやったら音のイメージの捉え方、表現の仕方がもっとクリアになりそう。それにしても非常にフィジカルにきつい。運動不足がたたる。

2001年10月12日

プラモデル

早速練習開始。といってもきつい譜読みだけでもちょっとつらいのでピアソラはチョコチョコと練習することに。基礎練習は少し気が焦って集中力に欠ける。練習の中に分散して入れてやってみることに。今回の曲は微分音程が沢山出てくるため、指使いを知らない楽器を練習しているような、ちょっともどかしい感じが残る。その他のテクニックと複合して、小さいパーツからだんだんフレーズにし、そのテンポを上げていく。そのあとまたテンポを落として小さいパーツに戻して精度を上げていく。この行程を繰り返して流れを体に叩き込んでゆくこと。ちょっとプラモデルみたいですね。

2001年10月11日

決断

2日ほど休んで再び練習開始。がんばってるつもりなんだけどどうしても気が抜けているので、気分転換にピアソラのル・グラン・タンゴを編曲しつつ練習。当然音域に無理があるのと重音の部分を調整しながら譜読み。このまま少しゆっくり練習して行こうと思っていたんだけど晩に電話がかかる。来月末にジェラール・ブッケの「voix captives」をやらないかとの誘い。もうめちゃくちゃ難しい曲で果たして一ヶ月で仕上がるのかどうかまったく自信がないんだけれどこういう機会をちゃんと活かそうと思って受ける。というわけで再び修羅場。しかし先月書いたように、そういった修羅場のときに同時に日常的なラインも崩さないようにすること。

2001年10月 8日

再編成

午前中、12月にある演奏会の練習。カーゲルのLudwig vanという曲で一種の図形楽譜。みんなでどう演奏するかを決めていかなければならないのでそれなりの時間がかかる。午後には学校に戻ったんだけど、どうも練習に身が入らない。早々に練習計画を立て直す必要がありそうだ。アーバン、やらなきゃなぁ。新しく練習する曲は、もちろん現代曲もあるんだけど、少し気が抜けるような曲も組み込むつもり。

2001年10月 7日

脱力しすぎ

今日は午後から5月にやった小さいバンドの演奏会。そのときと同じプログラムなんだけど、リハーサルなしの本番のみ。楽譜はそんなに難しいものじゃないんだけど、繰り返しなどがあるので違った緊張感。がんばって気を張ってるつもりなんだけど、やはりどうも気が抜けているようで、移調読みなどは上手くいかなかった。反省。今後少し時間が出来るので、楽器を持たない練習で読譜能力、初見能力を鍛えるつもり。夕方学校に戻って少し練習。次に練習する曲を何にするか、ぱらぱらと楽譜を見てみる。

2001年10月 6日

拷問

オケの本番。午前中がジェネラルで、ここの所少し睡眠不足ぎみだったので午後は昼寝(全然練習日記じゃないなぁ)。本番一時間前にいって基礎練習を含めてウォームアップ。先日の本番と同じテンション、クオリティを目標に。今日は上手くいったほうだと思うけど、一曲ほどシンセサイザーなどの電気系が入っている曲があって、いくら吹いても聞こえなかった模様。どこだかの拷問に砂山を単に右、左に延々に続けさせて感覚を麻痺させるものがあるそうだが、ちょっと似てるよな。明日小さい演奏会をこなして、本番はひと段落。

2001年10月 5日

息抜き

今日はオケの練習。先日までずっとバタバタしてたので少し気が抜けている。ただ先日「様々なことを同時にやっていく」ということを書いたばっかなので、気を抜かずに自分の練習もちゃんと続けていくこと。今回のオケの指揮者については散々べた褒めしているが、名前を全然挙げてなかった。Zsolt Nagy。機会があったら是非聴いて見て下さい。ほんと、世の中は広い。今日特に興味深かったのはセッティングの関係で練習がうまく進まなくてみんなイライラしているときもジョークやら何やらでフッッと息を抜くところ。多分自分自身が一番ストレスだと思うのに、こういった余裕を作り出すのは凄い(こういうことやる指揮者もいるんだけど、何故かより悪い雰囲気をもたらしてしまうことが多いと思う)。そしてそんな中でも自分の譲れない主張は絶対に妥協しないで主張すること。自分自身の練習でもこういうスタンスを持ってやれると凄くいいんだけど。

2001年10月 4日

ホッ

午前中はオケの練習。前述のように指揮者がとても素晴らしい人だったので全然飽きないで過ごす。自分の練習もこんな感じで進められると本当にいいんだけど。午後は結果待ちで結局ダラダラと過ごす。どんな形であれ、この時間は永遠に馴染めそうにない。夕方結果発表でなんとかパス。昨日の演奏は自分では満足だったので、結果はまあどうなってもしょうがないと思ってたんだけど、やっぱりホッとする。滞在許可証の更新もこれでやっと出来るし。というわけで夕方基礎練習だけこなして帰宅。今週はオケに集中。

2001年10月 3日

本番

本番。今回に限ってなぜか広場を挟んだ隣の建物で試験が行われるため、バスドラムの移動がめったくそ大変。なんで石畳なんだよ。試験の受付の人もテューバ奏者がバスドラムをもって現れたことでなかなか理解してもらえない。当たり前か。移動だけでかなり体力を使う。演奏は午後の遅い時間だったので、午前中に最終チェック。本番前はほとんど吹かないで(バスドラムのせいでへばっていたせいもあるんだけど)、ダラダラと過ごす。本番の演奏はマキシマム。これ以上どうこうしろと言われても「今の自分」では困る。好きな曲を並べたおかげでとても楽しく出来た。というわけで満足。終わったあとでオケの練習に駆け足で戻る。これでひと段落だったんだけど、終わった時間がすごく中途半端だったため、消去法で仕方なく練習。サボっていた基礎練習を「一応」やってみる。あんまり効果ないですね、やっぱ。

2001年10月 2日

マキシマム

いよいよ明日が本番。一次の時に比べて準備期間がやはり短い。ここのところいつも書いていることだけれど、「ベストでなくてもマキシマムな演奏をすること」。このことをとても大事に考えているので、明日もそのように実行できるといいんだけど。もう一つ考えたのは、たとえば今回のオケのようなある意味通常の仕事をきちんとこなす余力を持って、大切なことにも向かえる事。これは仕事の手を抜くとか、そういう意味でなく違う2つの線をきちんと辿っていける能力をきちんと見につけることだと思う。ともかく予定にしたがって練習をして、家に帰ってゆっくり寝る。

2001年10月 1日

隙なし

なんと新年明けての編集。回想記になってしまった。まめに日記をつけてはいたんだけれど。。。

あっという間に十月。ジャレルの曲はビオラとのデュオで、一年ぶりにやるんだけど、勘を取り戻すのにはもう少しかかりそう。この曲もなかなかやる機会がないので、こういう機会だけれど演奏できることはとても嬉しい。夕方からはオケの練習。パート譜自体はそんなに難しいものではないので、こういった切羽詰っているときは逆にイライラしちゃうんだけど、今回の指揮者はとても素晴らしくて吹いている時以外もすごく興味深かった。ポイントをついて、的確に直す。隙なし。自分の練習にも応用すること。