2003年6月15日

反省会

先日ようやく本番が一区切りついたので、反省会。前回の日記からはほぼ2ヶ月経っているわけだけれど、その間にソロ8曲、オケの中で4曲、セルパン1曲を仕上げるということでかなり厳しかった。物によっては猛省を促すものもあったけれど、全てをバランスよく練習するのは相変わらず難しい。
 今回評価できる点としては、こういった状況下で基礎的な練習に当てる時間をどうにか確保できたこと。前回の日誌に書いたそれぞれの教則本は一応狙った効果が少しずつだけれども反映してきている。曲の練習の時間を大胆に切り捨てて(オイオイ)基礎練習に当ててみたわけだが、結果的にそれによって難しいパッセージがはまるようになったりと、今回は上手くいったようだ。といっても、今回は譜読みが完了していたり、大して時間がかからなかったりした曲が多かったので、今後のプログラム如何ではやはり両方に対するバランス感覚が重要になってくるだろう。
 基礎練習はF管でヒルガースのメトードからタンギングとスラー、C管はウェスリー・ジェイコブスのロウトーン・エテュード、ボボのメトードを使った。ロウトーン・エテュードのほうは少しずつ調子が掴めたのだけれど、ボボのメトードは中のセクションが多岐にわたっていて少し今の状態では混乱しそうだったので、一日に選ぶ量を少なくして、(本当に久しぶりに)アンブシュア・ビルダーの最初を取り入れてみる。これらの練習は平均して一つ当たり10回から20回くらい繰り返した計算になっているが、もう少し同じメニューで繰り返してみることに(そういえばアーバン最近やってないなぁ)。但し『いつもの繰り返し』にならないよう、テンポ、音程等により注意を配ること。
 曲のほうはちょっと一段楽したので、新しい曲の譜読みを2、3曲、それからテューバとピアノのために何曲か編曲をしていくことに。
 もう一点、反省すべき点は演奏会における集中力の持続。先日の演奏会では休憩を挟んで約50分のプログラムだったわけだが、一曲一曲だと上手くいく部分も、トータルで演奏すると色々なアクシデントに見舞われた(例えば、ミュートの取り外しに際してのアクシデントなど)。細かいミスも、練習の時ならばやり直せばすぐ修正できるものが多かった。2回やったらできるものをきちんと1回目で決めるようにするのも今後の課題。