2004年1月31日

一月の反省

一週間毎の超短期反省。(~1/31)
 2日間にわたってブリュッセルに行って、帰ってきたその足でテューバのマスター・クラスへ。これに関しては後日。なんだかもうへろへろだったので、家に帰ってきて今週はおしまい。日曜日は休みに決定。
今週は毎日全部の楽器に手をつける、という事が出来なかった。
C管は火曜、水曜、土曜。
F管は月曜、火曜、木曜、金曜。
セルパンは火曜、水曜。
それぞれ手にした日は決めていた練習は消化。アラベスクに関してはどう練習すべきかを楽譜を見て考えるだけで実際に手をつけることが出来なかった。加えてセルパンは殆ど手がつけられなかった。来月は移動が無いのでもう少し時間を取るように。来週、来月の練習計画は、マスタークラスの後で考える事にする。
という事で、今月の反省。

 取り敢えず一週間~一ヶ月~六ヶ月~一年というサイクルの練習計画の最初の一ヶ月をバタバタとこなした。実感としてはいい感じ。
良かったポイントとしては、
1.自分が何の練習をやっているのか。妥協できるポイントはどこか?妥協できないミスはどれか?客観的に判断できる点。
2.まだ一ヶ月だけれども、大きな計画の中で自分がどこの場所にいるか、という把握がしやすい。あれもこれも、といった不安を練習中に感じないですむ。
3.一つ一つの練習が大体何分かかるのかが把握できれば、今から何時までだったらこの練習が出来る、といった時間の見通しが経ちやすく、結果的に一日に出来る練習の種類が増える。
4.ある程度の割り切りのよさ(必要以上に時間をかけない)事から、次回の練習に対するモチベーションを上手く保つ事が出来る。

悪かった点は
1.せっかく能率的に「楽器を吹く」ことをオーガナイズしたのに、それによって出来た余剰な時間で何をしたのかがはっきりしない事。例えば、曲をもっと踏み込んで演奏する、といったソフトウェアの部分をどうやっていくべきなのかをもっと考えるべき。
2.短期目標の中には何個か宙ぶらりんな状態になってしまったものがあること。今月でいえば四半音の練習とマウスピースの練習。勿論思ったとおりに練習が進まない事はあるはずだけれども、もっと上手い収拾策を考えるべき。
特に1.は音楽が音楽である本質的な部分に関わるので重要。ここで文章にして解決策を練れる問題ではないと思うけれども、常に心に留めておくべき。

2004年1月28日

アマチュアである事。

チョン・ミュン・フン指揮のOLCのコンサート。プロコフィエフのロミオとジュリエット。
練習の最初から本番まで素晴らしいの一言。的確な練習、集中力の持続。そして当たり前だけれども「本当に」音楽的だった。長く音楽に携わってきてこういう言い方は情けないし陳腐だけれども、音楽をするという行為はどういうことなのか、真剣に考えさせられた。
本番が終わって後の彼の挨拶。以下要約。
「僕は皆さんよりも長くプロフェッショナルとして仕事をしているけれども、最終的には(スタンスとしての)アマチュア(amateur;愛好家)に戻りたいと思っている。皆さんがこれからプロとして音楽をやっていく事は時として辛い事で、その段階で音楽をする事自体がスポイルされてしまう事も多々あるだろうと思う。しかしながら常に音楽を愛する、愛する音楽を分かち合うという姿勢を決して忘れないで欲しい。」
こういうことがバシッとキマって言える人はあまりいないよね。

2004年1月27日

忍耐か惰性か?

今週の目標(~2/1)

明日がオケの本番、その後2日はブリュッセルで演劇の仕事。週末からはマスタークラス聴講がまとめて3個入る予定。
 C管
 今までの練習を継続。アーバンを出来れば追加。最低必要時間1時間程度。本番の後はオケスタを追加。
 F管
 同じく今までの練習を継続。特殊奏法の練習2つ追加(マルチフォニック、アンスピレ)。それぞれ2分、5分の計7分。あまり突っ込んでやらずにまずは習慣化すること。野平(アラベスク)再開。
 セルパン
 可能なかぎり毎日手をつけること。F管の特殊奏法と同じく習慣化が目標。音階、オクターヴの練習。15分まで。
 新しい考え方で練習を開始してもうそろそろ一ヶ月経つけれど、悪い意味でのルーティン・ワークにならないように気をつけること。同じ練習を毎日繰り返しているとなんとなく新しい要素をたくさん付け足したくなる誘惑に駆られる事がある。勿論気分を変えるという意味ではいいのだが、身につかないうちにほかの事をやってもしょうがない。かといって今やっている事が「出来る事を何回もただ繰り返しているだけ」という風になってしまっても意味が無い。忍耐なのか惰性なのか、その辺りの客観的な判断は時として難しい。やっている練習に意味を持たせる事。音楽的にも。

2004年1月26日

クロード・バリフ個展

 先月から準備をすすめていた「solfeggietto」の本番。この曲の一番難しいポイントは非常に小さい音量で速い動きを伴なったフレーズをどう処理するか、といった点。楽譜上にはppppや「慎重に」、「消えいるように」といったデリケートな楽語が並んでおり、かといって極限まで音量を絞り込むと速い動きに対応できず、リスクも増える。
 今回演奏会に望むにあたって目標とした事は、譜読みから本番までの練習を最適化すること。今までは曲の練習に関してはあまり方法論を突き詰める事が出来なかったので、無駄に練習している時間が多かったと思う。今回は曲そのものを練習する時間は一日一時間以上取ることをあまりせず、寧ろ限られた時間の中でどう本番に持っていくか、ということを考えた。
 12月半ばの時点で譜読みを始めたときは音楽的にどう構成すべきなのか、したいのかが見当がつかなかったため、ほぼメカニカルな練習に終始。一つの楽章を問題なく吹けるテンポで5回繰り返して終わり、というサイクルを作ってまず曲に「慣れる」事から始めた。もう一点、何回か書いた事だけれど暗譜を試みた。音程、リズム、指使い、テクニックのコンビネーションに関しては、セクションごとで良いので反射的に体が動くところまで暗譜すれば、実際に楽器を持ったときに成すべき事が非常に軽減される。これは今回の準備の中で一番効果的だった。
 逆にもう少し突っ込んだ方が良かったのは、この曲以外の他のCD、楽譜を見る事。当然のことだけれどその作曲者の他の曲から独特の語法を学ぶなり、同時代の作曲家と比較するなりといったことをもう少し時間を割くべきだったと思う。これは後半メカニカルな部分を離れて実際に音楽表現を考えていくときに不足気味だったと思う。
 ある程度準備に対しての試みが上手くいったこともあって、本番に対するストレスのようなものは殆ど無かったけれど、今後の問題点としては、
1.小さいダイナミックスのコントロール。他の楽器と比べて金管楽器は(基本的に発声に関してはon/offの楽器なので)ピアノで演奏するときのリスクが非常に大きい。ある程度の大きさを維持しながらピアノのテンションを出す、またはその逆といった小さいダイナミックスで出来ることの幅を今後考えるべき。それを可能にするブレスコントロール、唇のフレキシビリティ。
2.イメージをもっと強く打ち出せる事。例えばフォルテでアグレッシヴなフレーズを吹く場合、一応楽譜どおり、楽語どおりにはなっているんだけれど、ある一つの楽想が頭の中ではっきりとイメージできていたかどうかは疑問。。楽器にインプットする以前の段階のイメージをもっと強く持つ事が今後の課題。

2004年1月25日

一週間毎の超短期反省。(~1/25)

 C管。
基礎練習(アンブシュア・ビルダーとロウ・トーン・スタディズの簡易版)。
C管を持つ事ができる日は全日クリアー。ロウ・トーン・スタディズは5分を目処に行った。アンブシュア・ビルダーはエクササイズを一つ追加。今週と来週のオケはチョン・ミュン・フンが指揮者で、合わせの時間に音楽的に学ぶ事が非常に大きかった。
 F管。
1.曲の練習。こちらは何日間かまとめた時間を取って、まとめの一週間。逆に残りの日はあまり手をつけられないので、ポイントを押さえていくつかの部分を練習。現在も調整中。反省は本番後。
2.メトード。こちらも短い時間を今週は有効に使えた。しかしながら短い時間に練習を収めようとするとスラーの練習の精度が落ちるので、この辺りのバランスは大事。
3.ジャズ。こちらはコード進行をアルペジオで。やるにはやったけれど、まだ完全に手の内に入っている感じではない。
両方ともスラーに関しては月初めよりはだいぶましになってきたが、これに関してはもっと長く時間をかけるべきだろう。
目標は火曜日に。

2004年1月18日

反省(~1/18)

一週間毎の超短期反省。(~1/18)
 実際に楽器に触れている時間が非常に少なかった。
 C管。
1.基礎練習(アンブシュア・ビルダーとロウ・トーン・スタディズ)。
 ロウ・トーン・スタディズのほうはあまり手がつけられなかった。一つにはある程度まとまった時間(30分)を取れなかった事がある。繰り返しを省いた簡易版である程度こなした。アンブシュア・ビルダーのほうは移動日を除いて決めたものは全てできた。こちらは上手くいっていると思う。
2.オケスタ、3.マウスピースは時間の関係で手がつけられなかった。
 F管。
1.曲を暗譜。こちらは移動の時間を使ってだいたいできた。やはり暗譜していると指の事など余計な事を考えなくてすむので、実際に楽器を持ったときにはかどりやすいと思う。幾つかの部分がまだ徹底していない。
2.メトードはC管と同じくアンブシュア・ビルダーは毎日できた。テキストで覚えていない(毎日わけてやっているのでいつ何をやったのかを覚えていない)ものが疎かになっていた。簡単なメモでいいので持ち歩けるように筆写しておく事。
3.ジャズの練習。こちらは毎日手はつけたけれど、体系的にどうする、というところまでもっていけなかった。

来週の目標(~1/25)。優先順位付。再来週がBallifの本番なので、これに重点を置いた方法で。
 C管。
基礎練習(アンブシュア・ビルダーとロウ・トーン・スタディズの簡易版)。ロウ・トーンのほうは時間に余裕があれば。
 F管。
1.曲の練習。5分間、10分間と区切った短い時間で一つの課題をこなしていく事と、全体を通してみて構成を考える練習の2つの方法を取る。
2.メトード。先週に続き同じ。テキストを写譜して何をやったかキチンとチェックする事。
3.ジャズ。こちらはコード進行をアルペジオで。

2004年1月17日

肝に銘じろ。

 なかなかアップする時間が無いのだけれど、今週のジャズの理論の授業で非常に興味深い話があったのでメモ。この日は例外的に「どういう風に練習をプログラムするか?」という話題でディスカッションがあったのだが、ここで日ごろ考えている事を更に徹底した考え方でとても面白かった。以下、肝に銘じることを列挙。

1.自分が今何ができて、何ができないか?何をマスターしなければいけないか?優先順位は?必要な期間は?表にする事。

2.現在の自分のレヴェルではなかなかクリアーできない課題は2~3年のスパンで。但し、「毎日必ず2分間」やる。2分以上はやらなくても良い。(5.参照)

3.今自分がやっている練習が果たして何を目的として行っているものなのか?はっきりさせて行う事。集中してやる練習は10分間、5分間でも充分な時間として認識できるはずだ。

4.上記の10分、5分を単位として色々な練習に取り組む事。1時間でかなりのことをこなせるはず。

5.決して練習しすぎない。次の日に「練習したい」と思う気持ちを持ち越すために、例えば「10分間」という時間を越えたらその練習はやめる。

6.「現実的」になること。自分が「やりたい」練習と「やれる」練習には差があることを認識して予定を組む事。

7.練習は常にポジティブに行う事。辛いと思ったり、どうしても集中できないのならば、一旦止めて散歩にでも行くべき。

2004年1月11日

夏休みの宿題

 金曜日はF管、土曜日はC管のみの練習。日曜日は基本的にパシッと休もうかと思っていたけれどなんとなく練習したようなしなかったような中途半端な日。
一週間毎の超短期反省。(~1/10)
 結局F管をさらった日が5日。C管をさらった日が4日。予定していたウェイトと逆のバランスになってしまった。C管は指の変更の問題もあってリップスラーの練習とlow tone studies、オケスタに集中。指のほうは慣れてきたので、今後は鳴りにもっとなれる必要があり。
 F管の基礎練習はある程度こなせた。それなりに吹けるようになってきた部分はある。曲の譜読みに不安が生じて、ここに重点を置かなければいけなかったけれど、技術的な問題点と曲の流れは整理できた。ジャズのほうは目標達成までは行かなかったけれど、一週間でできることはやったはず。
 問題点はやはり練習時間のスケジューリングと休憩の取り方にあると思う。休憩はその時間に全然関係の無い事をするなりぼーっとするなりしておけばいいのだけれど、ちょっと楽譜を覗いたりとかをしていると結局両方の境界線がすごく曖昧になってしまう。練習時間の取り方にしても、郵便局に行くとか飯の準備をするとか書類の整理をするとかを上手く時間配分しないと思ったとおりのまとまった時間が取れない。なんつうか、生き方の問題ですね。このあたりかなり問題のある性格だと思う。小学生のときの夏休みの宿題うんぬんというのは後々までインプリンティングされるものだとしみじみ感じる。
 来週はリハーサルが結構入っていて今週以上に厳しくなるので、「これこれの練習をやる」という以上に「これこれの練習ならできる」ということをもっと吟味するべき。
来週の目標。優先順位付。
 C管。
1.オケのリハーサル前にまとまった時間を取って一気に基礎練習を片付けること(アンブシュア・ビルダーとロウ・トーン・スタディズ)。
2.余った時間はオケスタに。
3.マウスピースの練習は別個空いた時間があればやる程度で。
 F管。
1.曲を暗譜(テンポは70%で固定)。
2.メトードは続行。
3.ジャズの練習は楽器を使う時間を減らす代わりに常に頭の中に鳴らすこと(特に移動中)。
来週はリハーサルが4日(内2日はブリュッセル)、本番1日。移動の関係で月、木がC管、火、水がF管のみの練習になる。金曜日を有効に使う事。

2004年1月 8日

雨天中止

と言ってみたいような雨風の一日。ちゃんとやってますよ?
 書類を作って出してみたいなことをしていたら案の定日中が潰れる。学校の練習室は日中は30分待って1時間半練習してまた待って、と無駄が多い。F管は時間をできるだけ前倒しして家で練習したほうがC管の時間を作れるかも、と思いF管の基礎練習は一体どれ位のウェイトになっているのか計ってみる。休憩なしでちょうど70分。時間を短縮しようと思って焦ってやってもしょうがないのでこれ位なら大丈夫。ジャズの関係の練習は1時間。シメシメこれなら今日はC管も手がつけられると思っていたのだが曲の練習に2時間半も食ってしまって時間切れ。昨日書いたように暗譜しているところははかどるのだけれど、そうでない所はやはり何回も繰り返す羽目になるので、この辺りで一旦テンポを固定して、残りの楽章も覚えていく事に。
 セルパンのレッスンを聴講して(全然吹いてなくてネタすら無かった)改めて実感したのがルネサンス音楽とジャズとの関連性。勿論スタイルは全然違うけれども、和声進行に基づくヴァリエーションと即興を学んで手に入れていく過程のそれはクラシックより寧ろジャズの考え方に非常に近いと思う。こう書くとなんだか非常に当たり前のことを当たり前に書いてしまっているけれど、「実感」として感じた事はあまり無かった。セルパンをどう練習していくか、このところちょっと判らなくなっていたんだけれど、これを機に練習方法を考えていく事。っていうかすぐやれ。

2004年1月 7日

ながら練習のススメ

 今日はなんだかとっても家を出る気がしなかったので(なんとなく学校が凄く混んでそうな予感がした)家でF管のみ練習。バリフの本番がかなり迫ってきてるので、ちょっと焦り気味。この曲は11音列の書法で書かれているんだけれど、問題なのは非常に速いテンポでなおかつpppppの表示が頻繁に出てくる事で、コントロールが物凄く難しい。今日のところは重点的に一楽章のみを細かく分割して暗譜していくことに。
 テューバをやっていると暗譜をする必要性にかられる事があまり無いけれども、ここ最近色々な練習を暗譜でやってみてつくづくその必要性を再確認。特に暗譜がしやすい所より寧ろ一見暗譜ができないような細かい動きの部分に逆に暗譜の必要性を強く感じる。反論も勿論あると思うけれども、ピアノであるフレーズを覚えていくとき、その指の動きや和音の押さえ方というものが、前後の時間の流れも含めて非常にビジュアルに記憶できるのに比べて、テューバの場合はそういった取っ掛かりのイメージが希薄だと思う。指使いがシンプルでどのオクターヴでもピアノのように腕の移動が伴わないのが一つの原因だと考えられるけれども、暗譜しにくいフレーズの場合意特に音程差による唇の緊張の度合いがイメージとして定着するのに時間がかかるということもあるだろう。僕はピアノはまともに弾けないけれど、2つで同じフレーズを覚える場合、テューバのほうがやはり時間がかかる(逆手にとって、先に鍵盤楽器で覚えてしまうのも一つの方法)。
暗譜のために最近割とやっているのが、本当に細かいフレーズの断片をまず覚えて(4音くらい)、それをひたすら繰り返しながらネットサーフィンする事。なんかすげぇ怒られそうですが、吹きながら画面の記事を追えるようになっている頃にはキチンと覚えて吹けているので、そうなったらフレーズを長くしていく。勿論こればっかやってたら超顰蹙ものですが、殊暗譜にかけてはなかなかお勧めです。って全然参考にならない話かもしれませんが。テクニックに関しては「ながら」でできない事は本番でもそこに注意が行って音楽どうこうじゃ無くなると思うんだけれど。
 今日のほかの練習は基礎練習のテキストを学校に置きっぱなしだったので、記憶に頼ってできる限り。ジャズ(ornithology)のアルペジオ。こちらも暗譜。

2004年1月 6日

大は小を兼ねる。

 今日もまた色々と練習が中断。人を捕まえるのに2時間くらいかかったりして、思ったように時間が取れなかった。
C管のほうはモデルは一緒なんだけれど、5番の替え管がついていない(紛失した可能性大)。もともと自分のモデルでは5番を長くして吹いていたので、このままだと非常に効率が悪い。色々と試行錯誤(無理にぎりぎりまで伸ばしたりとか)した結果、結局指使いを変えたほうが早い、と言う事になる。今から変えると来週のオケ辺りが色々とストレスだろうけれど、一ついえるのは長い管を短くするのは出来るけれど、逆はパーツが無い限りできないという事。基礎的なロウ・トーン・スタディに久しぶりに指番号なんか書いてやってたりしている内にタイムアウト。
F管は試しに今やっている練習を思い出して暗譜でやってみる。日替わりでやっているやつは流石にどれをやるのかまでは覚えていないけれど、基礎的なことでも楽譜を離れたほうが色々な面に注意が行く。
こちらの基礎練習は今日はノルマ達成。昨日久しぶりにジャズのアトリエに行ったら長い事サボっていたので曲も変わっていて(当たり前だ)、今日はそのコード進行に合わせてアルペジオの練習。これもなるべく早く覚える事。
問題は思ったよりも基礎練習のウェイトが大きい事。今日は色々と練習が分断されてたせいもあるけれど、結局曲の練習が約一時間でタイムアウト。このままだと再来週辺りにまた泣きそうになりながら練習する羽目になるのは必至なので、すこしメニューをシェイプアップする必要があるかも。
取り敢えず明日は時間が取れるので、その辺りをよく考えながら練習する事。

2004年1月 5日

やれやれ。

 久方ぶりに学校が開いたのでC管を借りに行く事に。ササッと借りてサクッと練習しようと思っていたのだが、やっぱり甘かった。
練習室の鍵を貰うための部屋があるんだけれど、勤務の割り当てが上手くいかなかったのか、全然まともに機能していない状態に。
方や楽器を借りにいける時間も昼休みを挟んでいたりするので2つの時間が上手く合わず、色々と雑事もこなしていると結局11時に行って練習が始められたのが16時。
新年早々、と言うか、新年なのにこの国でまともに事が進むはずがない事をまたもや思い知らされてしまう。てゆうかキチンと働けよ。
夜はジャズのアトリエがあったので、2時間程C管のみの練習。基礎練習だけで終わる。明日は用心しよう。しても無駄な気もするが。

2004年1月 4日

年明けからいきなり

 いそいそと一週間の反省。年末年始で祝日やら何やらが入って、今がいったい何曜日なのか、すっかり忘れている日が多く(土曜日だと思っていた日が3日もあった)、練習と休みの切り替えがあまり上手くいかなかった週。

一週間毎の超短期反省。(~1/3)
 (C管。マウスピースのみ。ボボの最初にあるマウスピース用のエチュードと、ロメオとジュリエットのオケスタを。毎日やる事。)
 これは毎日は出来なかった。次に楽器をつけないと何と言うか、フィーリングがキチンとあっているのどうかが不安。来週は楽器を使えるので、こちらをメインに。

 (F管。ボボのメトード練習、四半音音階。バリフは譜読みの段階なので、4分の1以上に落としたテンポから全体を通して少しずつあげていく。難しいところは特に暗譜していく事。目標テンポは各指定テンポの60%。四半音音階は楽譜上の音の指使いを記憶。アルペジオは4分音符=60、8分音符、サークル・オブ・5で属7のコード。)
 こちらはほぼ目標達成。メトードはリップスラーの他、半音階、リップトリル、ウォーミングアップ、オクターヴのエクササイズ。四半音音階はなかなか指が覚えていかない。一つには半音階であればソルミゼーションが頭の中で出来るけれども、四半音だとどう呼べばいいのか判らず、結局五線譜がビジュアル的に頭に浮かぶまでに時間がかかってしまう事だと思う。まずは任意の全音音程(四半音2個を含む)を覚えて、少しずつ付け足していく事に。
 バリフは大体の構成も見えてきた。テンポはほぼ50%から60%の間。ここから後は当然テクニカル的にも限界に近づいてくるので、テンポアップのペースは落とすほうが良いだろう。

ということで、来週の目標(~1/10)。
 C管。マウスピースの練習は続行。リップスラーの練習とlow tone studies。アーバンの跳躍の練習を導入。オケスタは今まで手をつけたもの+新しいものを2つ。
 F 管。メトードは続行。バリフはダイナミクスを少しずつ正確に。特にpppppやpppが多いので、小さい音量が「無理なく」演奏できるような方法を心がける。特に低音でのレスポンスをもう少し良くする事。各指定テンポの70%が目標。四半音は現行に+長二度(全音)分。アルペジオは続行。テンポは4分音符=72。
 全体的なCとFのウェイトは6対4程度。明らかにF管偏重になるような時間の取り方は避ける。