2004年5月 1日

美しき五月に。

シューマンの「詩人の恋」で知られるハイネの詩を引用してみたものの特に意味はなし(ほったらかしの更新をごまかすの意)。4月は3種類の楽器(セルパン、F管、C管)を如何に不足無く練習するか、という事に焦点をあててごそごそやってました。扱う音楽も古楽からオケスタ、現代音楽にジャズという無節操極まりない内容なので、ある程度のペースを作るのに苦労した。毎回書いているようなコツだけれど、

1.毎日こつこつとやり続けるのが大前提。確実に少しずつ上達するが、逆に言うとちょっとでも間が空くと差分を取り戻すのに一苦労する(日誌みたい)。
2.毎日繰り返すためにはあまりハードに組まない。
3.同じく、毎日繰り返すためには毎回ちょっとずつポイントを変えながら練習する。が、変えすぎると上達のポイントを見失う事になる。

を念頭に、基礎練習はセルパンは40分、F管は60分の上限を設ける。C管は内容(オーケストラスタディ)が基礎練習に直結するので、これのみ例外で決めた基礎練習をきちっとこなす。
 先月は「3またをかける」ことに慣れる、というのが目的だったので、夫々に詳細な内容を設定しなかったが大まかには

セルパン 基礎的な奏法をもう一度体系的に身につけるという意味で、ヴィズッティのトランペットのメトードを抜粋。バッハのカンタータを編曲しつつ練習。

F管 3月から続けている「フィナーレで2枚程度の基礎練習を編集」し、一週間ごとにメニューの差し替え。先月はアルペジオとスラーに重点を置く(ジャズとの絡み)

C管 アンブシュア・ビルダーの今までのエクササイズを低音域に拡張。オケスタは一課題3分に区切ってある程度の数をみる。

といった感じ。セルパンだけは今後ずーっと改装中のコンテンツに移行しようか迷っているところ。

5月も取り敢えずこういった形で続けていくつもり。年初めに決めたように基礎テクニックとしてはリップスラーに集中。