メディチ・ブラス終了
おかげさまで無事終了しました。お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
現代音楽で色々と変なことをやっているのが、意外なところで役に立った感じ。
次回の機会までにネタを増やしておきます。
-Tuba Eccentric-
2008年2月28日
おかげさまで無事終了しました。お越しいただいた皆様、ありがとうございました。
現代音楽で色々と変なことをやっているのが、意外なところで役に立った感じ。
次回の機会までにネタを増やしておきます。
2008年2月24日
アントネッロ外伝「メディチ・ブラス」
2008/02/23 19h15開演
鷹の羽スタジオ(東京都文京区千駄木 3-10-23)
2008/02/24 19h15開演
東京オペラシティ・近江楽堂
料金4,500円
出演:濱田芳通、西山まりえ、春日保人、宮下宣子、白濱俊宏、角田正大、角田実花、小林明、橋本晋哉、古橋潤一、わだみつひろ
ハインリッヒ・イザーク:ラ・ミ・ラ・ソ/戦争/パッレ・パッレ・パッレ他
ルネサンス芸術最大のパトロン、メディチ家のロレンツォ豪華王に庇護されたイザークの作品が、コルネット(古楽器)、サクバット5本、セルパン、ドルツィアンといった珍しい管楽器によって鮮やかに響き渡ります。
2008年2月14日
最近、メトワイヤンのセルパン教本 Jean-Baptiste Métoyen, Ouvrage Complet pour l'Éducation du Serpent, Éditions Musicales Européennesを手に入れました。以前からパリ国立図書館にあるこの教本の手稿のコピーを持っていたのですが、何しろ手書きのフランス語でどうにも読む気になれなかったこともあり、注釈までついたこの版はこれからも重宝しそうです。
この版では、もともとの手稿が何故出版されなかったのか、その背景について述べられていると共に、2種類ある手稿を比較して完全版としているあたり、(いったい誰が使うのかという素朴な疑問は置いておいて)中々の力作です。中身自体は現在色々な楽器で用いられているようなエチュード、デュオが主ですが、セルパンという楽器の本分であった教会音楽の分野で、どのように即興を行うべきか、という非常に興味深いセクションも設けられており、セルパン研究(ってくどいようですが誰がやるのかという素朴な疑問は置いておいて)において重要な一冊となることでしょう。
これからも折に触れてこの教本について取り上げていきたいと思っています。