2010年8月28日

08/28 テューバの宴

今年の8月は色々なイベントがてんこ盛りですが、個人的な今月の最後を飾る演奏会。

管打楽器コンクールテューバ部門「テューバの宴」
8月28日(土)13:00〜
昭和音楽大学ユリホール(新百合ヶ丘南口、昭和音楽大学南校舎大学棟5階)
入場無料

【演】チューバマンショー、ジャパン・テューバ・ソロイスツ、橋本晋哉(tub)、藤田朗子(p)
【曲】
13:00-13:30
橋本晋哉(tub)、藤田朗子(p)
山本裕之 / 輪郭主義I
田中吉史 / ブルーノのアウラ
ミシェル・ゴダール / セルペンス・セクンド

13:30-14:00
チューバマンショー

14:30-15:00
ジャパン・テューバ・ソロイスツ
Mahoko Matsuoka, Fanfare
W.A.Mozart/J.Fletcher, Eine Kleine Tuba Musik
H.Mancini/I.Luis, Baby Elephant Walk
I.Luis, Lazy Elephant Blues
P.Desmond/I.Luis, Take Five

この後管打楽器コンクールテューバ部門の本選が行われます。

2010年8月26日

akiyoshidai2010 photos

IMG_20100826234911.jpg先日のスモルカの演奏会にお越しくださいました方々、ありがとうございました。
何枚か写真も撮ったのですが、忘れないうちに秋吉台の写真を。

まずは管理棟から宿泊棟を。手前は野外の舞台として使用可能ですが、この暑さではちょっと無理。

IMG_20100826234959.jpgレッスンに使われたセミナールーム。とてもありがたいことに24時間使用可能ですが、時には逆にそれが精神的プレッシャーに繋がる事も...(「まだ本番まで練習できる...」)。

IMG_20100826235106.jpgネット接続も可能。因みに電話はド○モOK、a○は不明(持ってないので)、soft○ankはほぼ全滅。よってここは結構重要。

IMG_20100826235154.jpg宿泊棟から管理棟を臨む。右手の坂を上がるのが昼下がりは結構億劫。今年は凄い照り返しでした。

IMG_20100826235301.jpgここのホールは観客席も面白い配置になっていて、こんなアングルも。

IMG_20100826235414.jpg3日目、ジョン・ケージの「ファイヴ」。チューバは二階のこの場所で演奏。
今年も充実したセミナーでした。この直後にサントリーのリハーサルがあったため、1日半早く帰京。
しかし2日目に演奏した曲の作曲者エルネスト・H.・パピエが、共演者ピエール・シュテファン・ムジェ本人だとは全然知らなかったぜ。

2010年8月25日

08/25 サントリー芸術財団 サマーフェスティバル 2010

サントリーホール楽屋この時期は夏の音楽祭が重なり、現代音楽業界(?)も結構バタバタとしています。
今年もサントリーのサマーフェスティバルにおいて、東京都交響楽団の佐藤潔さんとご一緒させていただいて、チューバ2本がクローズアップされた珍しい編成の曲に出演します。

8月25日(水)19:00 大ホール <管弦楽>全曲日本初演
◇ 曲目
イェルク・ヴィトマン(1973-):「コン・ブリオ」~オーケストラのための演奏会用序曲(2008)
エンノ・ポッペ(1969-):「市場」~オーケストラのための(2008/2009)
マルティン・スモルカ(1959-):
   「テューバのある静物画 または 秘められた静寂」
      ~ふたつのテューバとオーケストラのための3楽章  (2007-2008)

ブリス・ポゼ(1965-):「ダンサー」交響曲第5番~大オーケストラのための(2008)
◇ 出演
指揮=杉山洋一
テューバ=橋本晋哉、佐藤潔
管弦楽=東京都交響楽団

テューバが2本も使われているのでさぞや...と期待される方もいらっしゃるかもしれませんが、タイトルに仄めかされている様に、どちらかと言えば密やかな音楽です。ヴィルトゥオーゾな協奏曲とは趣を異にしますが、テューバという楽器のとても美しい側面を味わっていただければと思います。

2010年8月18日

08/18-23 秋吉台の夏2010

akiyoshidai今年も秋吉台にお邪魔して、幾つかの演奏と講習会を行います。

現代音楽セミナー & フェスティバル 秋吉台の夏 2010
2010/08/18-23@秋吉台国際芸術村

一つ目の出番は初日。プログラム順は未定です。
8/18(水) 19:30-21:00  トーク&コンサート 1 (橋本晋哉プロデュース)


  • アレクサンドル・チェレプニン / アンダンテ作品64 (1939)

  • パウル・ヒンデミット/ バス・テューバのためのソナタ (1955)

  • フランコ・ドナトーニ / チェ (1997)

  • 山根明季子 / Dots collection No. 02 (2007)

  • フランツ・シューベルト:山本裕之 / シューベルト超有名歌曲集 (2010) 

  • 川島素晴 / ピアノのためのポリ・エチュード「ノンポリ」 (2010)

  • 鈴木陽子/ノマドなモナドII (2010:初演)

8/19(木) 19:30-21:00  トーク&コンサート 2 (P=シュテファン・ムジュ プロデュース)


  • エルネスト・H.・パピエ / Bouchées Doubles (1997)


ムジュさんのコンサートで一曲賛助出演。サックスのマウスピースと、金管のマウスピースだけを使ったデュオ。

8/21(土) 18:30-21:00  メイン・コンサート


  • 山本裕之/輪郭主義I (2010)


こちらはまだ全容を把握していないのですが、メイン・コンサートでは3月に初演した山本さんの難曲に再び挑みます。

2010年8月16日

軍隊のセルパン

Piffaultserpent militaire.JPG先日アップした浜松市楽器博物館のセルパンのなかで、ちょっと変わった形のセルパンがありました(右写真)。
クローズド・キイが3つ付いていますが、これは上からH,F#, C#と思われます。なんだか変な形ですが、こういった形にすることによって、サクソフォンと同じような姿勢で構えることが出来るようになり、軍楽隊の中で行進や立奏がやりやすくなります。この後、バスーンのようにV字に折り曲げることで、縦型のセルパンが作られるようになりますが、それはまもなくオフィクレイドへと発展していきます。
帰宅して手元の資料を見返すと、左の写真のようなイラストが出てきました。
1810年頃にパリで出版された「セルパン教本」の中で紹介されているこの楽器は、ピフォー(Piffault)によって1806年に発表されたもので、これが「軍隊セルパン」serpent militaire と呼ばれる最初のセルパンのようです。似ている、といっても細部は全然異なりますね。それぞれの博物館のセルパンは似ているようで細部が全然異なっていたり、見た限りでは18世紀のものが見当たらなかったり、結構知りたいことが満載です。

2010年8月15日

07/15 録音@アクトシティ、見学@浜松市楽器博物館

recording hoshiya早くも一ヶ月前の話になってしまったのですが、浜松のアクトシティに(実に十何年ぶりに)行ってきました。作曲家の星谷丈生さんの作品を録音する企画で、「Extension of Experience (経験の延長) (2003)」 という曲。fl,sax,tuba,vn,vc,vib という、ちょっと変わった編成なのですが、アンサンブルの複雑な、しかしその複雑さゆえ「燃える」曲。僕以外は皆さん一回りくらい若いプレイヤーの方々だったのですが、とても見事な演奏でした。

hamamatsu serpentsアクトシティということで、ちょっと早めに浜松入りして楽器博物館にも行ってきました。こちらも十何年ぶり2回目。写真はセルパンたち。展示されているものは19世紀のもので、上がイギリスのセルパン(横に構えるタイプ)、右は未確認ですがそれより後期のもの、左のくねくねしたものはフランスの軍楽隊用のセルパン。館長さんにもご挨拶して、色々とお話を伺ったりもしたのですが、それはまた別の機会に。

2010年8月12日

「ぶらぶらテューバ」楽譜出版

rambling tuba coverただ今来週から始まる「秋吉台の夏2010」の準備が佳境を迎えていますが、今から4年前にこの秋吉台で初演した湯浅譲二「ぶらぶらテューバ」が、ソニックアーツから出版されました。
出版に当たって、幾つかの音を変更なさったとのことなのですが、それがどこなのか、未だに見つけられない...。

2010年8月 4日

iPhone用ブログページ試験運用中

暑い日が続きますね。
タイトルにあるように、iPhone用に最適化したページを試験運用しています(ブログページのみ)。
アドレスは
http://shinyahashimoto.net/blog/i
です。そのうち自動的に判別してジャンプするようにする予定です。
更新もiPhoneで行えるよう現在作業中ですので、更新速度が上がるよう、自分に期待する今日この頃。