2010年8月15日

07/15 録音@アクトシティ、見学@浜松市楽器博物館

recording hoshiya早くも一ヶ月前の話になってしまったのですが、浜松のアクトシティに(実に十何年ぶりに)行ってきました。作曲家の星谷丈生さんの作品を録音する企画で、「Extension of Experience (経験の延長) (2003)」 という曲。fl,sax,tuba,vn,vc,vib という、ちょっと変わった編成なのですが、アンサンブルの複雑な、しかしその複雑さゆえ「燃える」曲。僕以外は皆さん一回りくらい若いプレイヤーの方々だったのですが、とても見事な演奏でした。

hamamatsu serpentsアクトシティということで、ちょっと早めに浜松入りして楽器博物館にも行ってきました。こちらも十何年ぶり2回目。写真はセルパンたち。展示されているものは19世紀のもので、上がイギリスのセルパン(横に構えるタイプ)、右は未確認ですがそれより後期のもの、左のくねくねしたものはフランスの軍楽隊用のセルパン。館長さんにもご挨拶して、色々とお話を伺ったりもしたのですが、それはまた別の機会に。

2010年5月24日

「サクバットの決意」追加情報

先日このブログでもご紹介した宮下宣子さんのCD、「サクバットの決意」ですが、このたびアマゾンでも取り扱いが開始しましたので、こちらにリンクを掲載しておきます。
「サクバットの決意」 (EZCD-10005)

宮下宣子(サクバット)、濱田芳通(コルネット)、西山まりえ(バロック・ハープ&レガール)、矢野薫(オルガン)、橋本晋哉(セルパン)

01.「兵士の決意」(トバイアス・ヒューム)
02.「別れのときに」(チプリアーノ・デ・ローレ/リッカルド・ロニョーニ)
03.「愛しい人よ」(アンドレア・ガブリエリ/ジョバンニ・バッサーノ)
04.「爽やかなガリヤルド」(トーマ・クレキヨン/ジョバンニ・バッサーノ)
05.「麗しきかな」(ジョバンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ/フランチェスコ・ロニョニーニ)
06.「バルバラ・ストロッツィの「秘密の恋人」を基にしたパッサカリオ」(濱田芳通)
07.「2声のためのカプリッチオ」(アンドレア・チーマ)
08.「若い娘(フランス古謡)」(濱田芳通)
09.「コレンテ第26番」(バルトロメオ・デ・セルマ・イ・セラベルデ)
10.「2声のためのカンツォン第26番」(バルトロメオ・デ・セルマ・イ・セラベルデ)
11.「幻想曲第9番」(ゲオルグ・フィリップ・テレマン)
12.「夕べの祈り」(ヘンリー・パーセル)
13.「チェロソナタ第6番」(アントニア・ヴィヴァルディ)

2010年4月 8日

「サクバットの決意」CD発売

去る3月27日、「サクバットと仲間たち」でもご一緒した新日本フィルのトロンボーン奏者でサクバット奏者でもある宮下宣子さんのCD「サクバットの決意」がリリースされました。
タイトルの「サクバットの決意」とは、アルバム中のヒュームの「兵士の決意」をもじったもの。

sackbut.jpg「サクバットの決意」 (EZCD-10005)

宮下宣子(サクバット)、濱田芳通(コルネット)、西山まりえ(バロック・ハープ&レガール)、矢野薫(オルガン)、橋本晋哉(セルパン)

01.「兵士の決意」(トバイアス・ヒューム)
02.「別れのときに」(チプリアーノ・デ・ローレ/リッカルド・ロニョーニ)
03.「愛しい人よ」(アンドレア・ガブリエリ/ジョバンニ・バッサーノ)
04.「爽やかなガリヤルド」(トーマ・クレキヨン/ジョバンニ・バッサーノ)
05.「麗しきかな」(ジョバンニ・ピエルルイジ・ダ・パレストリーナ/フランチェスコ・ロニョニーニ)
06.「バルバラ・ストロッツィの「秘密の恋人」を基にしたパッサカリオ」(濱田芳通)
07.「2声のためのカプリッチオ」(アンドレア・チーマ)
08.「若い娘(フランス古謡)」(濱田芳通)
09.「コレンテ第26番」(バルトロメオ・デ・セルマ・イ・セラベルデ)
10.「2声のためのカンツォン第26番」(バルトロメオ・デ・セルマ・イ・セラベルデ)
11.「幻想曲第9番」(ゲオルグ・フィリップ・テレマン)
12.「夕べの祈り」(ヘンリー・パーセル)
13.「チェロソナタ第6番」(アントニア・ヴィヴァルディ)
定価2000円

昨年8月に収録したものですが、このアルバムの中で4曲ほどセルパンでお手伝いしています(01,07,09,10)。
現在ダクさんをはじめとした都内各楽器店をはじめ順次販路を拡大中です。
また、info[at]shinyahashimoto.net 宛にメールいただいても、対応致します([at]を@に置き換えてお送りください)。

実は僕にとってもセルパンでの初めてのCDなのですが、裏表紙の楽器名が「Serpen」...「t」が足りないっっ(笑)。お買い上げの方、宜しければ「Serpent」と「t」を書き足してくださいね。

2010年1月21日

「ファレーズ」所収CD販売開始

凄腕サキソフォン奏者原博巳さんのCD「レチタチーヴォ・ファンタジア」が、昨年12月より販売開始され、先だってお伝えした鈴木純明作曲、サキソフォン、チューバ、オンド・マルトノのための「ファレーズ」が収められています。

CDの内容に関しての詳細はCAFUA Recordsのこちらのリンクから。フランクをはじめとして凄いCDになっています。

[1] カンツォネッタ (ガブリエル・ピエルネ)
[2] コラール・ヴァリエ (ヴァンサン・ダンディ)
[3] コッペリウスの夢 (フローラン・シュミット)
[4] ファレーズ (鈴木純明)
ピアノとヴァイオリンのためのソナタ イ長調 (セザール・フランク)
[5]I. Allegretto ben moderato
[6]II. Allegro
[7]III. Recitativo-Fantasia
[8]IV. Allegretto poco mosso

原 博巳 (サクソフォン)
野原みどり (ピアノ) ([1]~[3],[5]~[8])
橋本晋哉 (テューバ) ([4])
久保智美 (オンド・マルトノ) ([4])

2009年9月16日

「ファレーズ」録音

去る9月16日、秩父にてサクソフォン奏者の原博巳さんのレコーディングのお手伝いをしてきました。その模様は以下のリンクでご覧いただけます。

CAFUA NOW! REPORT!
http://cafua.blog10.fc2.com/blog-category-1.html

曲は以前鈴木純明さんに委嘱したサクソフォン、チューバ、オンド・マルトノのための「ファレーズ」。特殊な編成ですので(と言っても委嘱した僕の責任なんですが)、中々再演する機会もないだろうな、と思っていたのですが、幸運も幾度かの再演に恵まれ、このたびCDにも収録していただけることとなりました。

CD「レシタティーヴォ・ファンタジア」は12月16日(水)発売予定。詳細は追ってお知らせいたします。

2009年4月17日

湯浅譲二 室内楽作品集

4月21日から「ぶらぶらチューバ」を含んだCDが発売されました。


湯浅譲二 室内楽作品集

テューバソロのための「ぶらぶらテューバ」(2006)が収められたオムニバスCDです。

収録曲:

相即相入(1963)/弦楽四重奏のためのプロジェクション(1970)/マイ・ブルー・スカイ第3番(1977)/弦楽三重奏のためのプロジェクション(2001)/2台のピアノのためのプロジェクション(2004)/マリンバのための音楽(2006)/ぶらぶらテューバ(2006)