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楽器演奏ロボットについて。

S.H.blog » テューバ奇天烈練習記 » 楽器演奏ロボットについて。

このところ風邪気味で楽器が吹けなかった代わりにサイトの更新が捗るってのもどうかと思う(挨拶)。
風邪をおして仕事に行ったら屋外(激寒)で移調読み(in Bb)でえらい思いをした。移調楽譜というのはもともと演奏を簡便にするために行われているはずなのに、どこをどう間違うとこういう歴史の末路を辿るのか?
 というわけで練習もきちんと出来てないので、少し小ネタを出してみる事にする。
たらたらとネットを見ているとトヨタ、「愛・地球博」ロボットショーを公開のニュースが。ついにチューバを演奏するロボットが開発された。リンク先では画像も見れる(要Quicktime)。
まずは「それじゃまるで機械の演奏だ」というようなフレーズを言われるとき我々には参照となるものが無かったわけだが、ここについに「機械による演奏のチューバ」を耳にする事が出来るようになった辺りを素直に喜びたい。それで、実際のロボットの演奏はどんなものなのか?
 正直びっくりしましたよ。特にトランペットはグリッサンド付きでハイノートを楽々(ってその辺りは本人がどうなのかは知らない)当てているし、チューバも片手で軽々(ってその辺りは本人がどうなのかは知らない)と持って軽快なバスラインを演奏する。音は実際どんな感じなのか判らないけど、本来アシスタント・福祉・製造をサポートする目的のパートナーロボットがその開発過程でここまで出来るのは凄い事だと思う。本来の目的とは大幅に異なるけれども、これまでの成果から(客観的なデータが提示しにくい)金管楽器奏法についてかなり突っ込んだ事を考えられるのではないか。
2005年日本国際博覧会ではトロンボーン、ホルンも加わるということなので、引き続きチェックしていきたい。トロンボーンのスライドをどう扱うのか、非常に見もの。

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