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たいやき

S.H.blog » テューバ奇天烈練習記 » たいやき

引き続きミュートをつけての練習。音階、アルペジオ。少しずつ時間を増やしてきているので今日は約2時間程度。先日触れたようにミュートをつけての練習は音色・音質の変化への危惧が少なからず付き纏うと思う。しかし今回はそれを逆手にとって、今まで騙し騙し吹いてきていた「ブレーク」(本来音程、音量に対して連続的であるべき口の形が、ある音程間で切れていること)の部分を「地慣らし」してみようと思う。今まで音色の変化が耳について、アンブシュアを変えるのを少し恐れていた部分があるのだけれど、今回はその部分はミュートされているのであまり気にならない。結果はどうなるかわからないけど、とりあえず演奏感覚的にもっとニュートラルに戻していこう、というのが今回の狙い。面白いことに普通に吹いてよく外す音はより吹きにくくなっているので、発音をはっきり。もう一つ、リサイタルの録音を聴いても思ったのだけれど自分が思っているフレージングより息が早めにデクレッシェンドしていっているのが気になったので、おいしいタイヤキのように尻尾まで息をちゃんと使うこと。

まとめ

まあ一つの大きな通過点であった7月ですが、このまとめの部分はなんと2ヶ月後、9月になって見直しながら書いてます。もう本当に何なんだか…。ただ、言い訳を言わせてもらえるなら、ある程度期間をおいてこうやって忙しい時のことを反省してみるのも視点が変わってよいような気がします。演奏も聴きなおしてみましたが…まだまだかなり粗がありますねぇ。ただこの日記をつけ始めた当初の自分のレヴェルを考えると、こうやって(後々ながらも)日々の観察記録をつけていったことはやはり大きな成果があったように思います。その場あたりの無計画な練習だったら、もっとカタストロフになっていたんじゃないか。日記を書く、ということも一つのプレッシャーとなって長期間目的に沿った練習が出来た、というかやろうと心掛ける事が出来たような気がします。アーバンの習得、という観点からはおもっくそ遅れ気味ですが、この調子で来シーズンもコツコツ(というか、ゴツゴツ)やっていくこと。

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