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The tuba in my life:file06.オブリガートの剥離

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さて、引き続き"le tuba rencontre..." vol. 6の情報です。以前のエントリで「4つのキイ・ワード」「テキストの離脱」お知らせしたわけですが、今回は「オブリガートの剥離」について。

モーツァルトより以前、そしてベートーヴェンの一部の曲では、「◯◯とピアノのためのソナタ」といえばピアノがメインとなり◯◯はオブリガート楽器だった。オブリガートにはオブリガートとしての書法があって、通常それだけを抜き出して演奏してもあまり魅力的ではない。
しかしチューバにとって、オブリガートパートはこの楽器の質感が強調され得る別の魅力を内包している。そこで「◯◯とピアノのためのソナタ」からオブリガートパートを引き剥がして聴いてみようというのが『オブリガートの剥離』の趣旨である。方法は非常に簡単。

今回はL.v.ベートーヴェンのソナタ ヘ長調Op.17 (1800)でこの試みを行います。この曲はホルンソナタとして知られ、ベートーヴェン自身によるチェロへの編曲版もしばしば演奏されますが、今回は、さて...。

今までのこのコンサートの関連記事はこちらから、またコンサート日時、場所の詳細は「続き」からどうぞ。

2010年03月30日(火) 19時開演(18時半開場)
@渋谷・公園通りクラシックス (渋谷駅ハチ公口徒歩7分)

《入場料》 当日¥3,000 前売り¥2,500 (1ドリンク付)
■ご予約・お問い合わせ■
Tel: 03-3464-2701公園通りクラシックス(17:00-22:00、月曜定休)
Mail : info@shinyahashimoto.net

J.S.バッハ, パルティータ イ短調BWV1013 (1720頃).
L.v.ベートーヴェン, ソナタ ヘ長調Op.17 (1800).
F.シューベルト=山本裕之, シューベルト超有名歌曲集 (2010).
G.マショー=山本裕之, マショー三態 (2010).
田中吉史, Aura di Bruno (2008).
山本裕之, 輪郭主義I (2010).

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