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The tuba in my life:file08.舞曲の物質化

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さて、今まで今回の演奏会のコンセプト、"Transform"(状態変化)の4つのキイ・ワードをご案内してきました(「テキストからの離脱」、「オブリガートの剥離」、「ポリフォニーの解体」)。今回はその最後、「舞曲の物質化」、題材はバッハの無伴奏フルート・パルティータです。

古典組曲はいうまでもなく当時の舞曲、すなわちダンスミュージックを様式化したもので、当然のことながら曲のキャラクターは意識的に区別化されている。
『舞曲の物質化』は、バッハの無伴奏フルート・パルティータを楽譜そのままの形で演奏する。しかしここでは舞曲にかませる「物質」によってチューバの音響ともども新たな区別化を試みる。

◆J.S.バッハ:無伴奏フルート・パルティータ イ短調 BWV.1013
1.アルマンド(ゴム質吸音材)
2.クーラント(コイル)
3.サラバンド(皮と鈴)
4.イギリス式ブーレ(アルミ)



今までのこのコンサートの関連記事はこちらから、またコンサート日時、場所の詳細は「続き」からどうぞ。

20100330.jpg2010年03月30日(火) 19時開演(18時半開場)
@渋谷・公園通りクラシックス (渋谷駅ハチ公口徒歩7分)

《入場料》 当日¥3,000 前売り¥2,500 (1ドリンク付)
■ご予約・お問い合わせ■
Tel: 03-3464-2701公園通りクラシックス(17:00-22:00、月曜定休)
Mail : info@shinyahashimoto.net

J.S.バッハ, パルティータ イ短調BWV1013 (1720頃).
L.v.ベートーヴェン, ソナタ ヘ長調Op.17 (1800).
F.シューベルト=山本裕之, シューベルト超有名歌曲集 (2010).
G.マショー=山本裕之, マショー三態 (2010).
田中吉史, Aura di Bruno (2008).
山本裕之, 輪郭主義I (2010).

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