2001年9月 5日

そして

というか、やっと本番。長かった。パート譜の難しい部分はどちらかといえばメンタル的な問題を含んでいる(つまり、普通の状態だと何の問題もないんだけど、ピアノでほとんど音がなっていない状態だととたんに吹きづらくなるということ)。ジェネラルではやはり後ろのアンサンブルがソロにかなり勝ってしまっているので、よりピアノを要求される。本番はリハーサルに比べかなりテンポがゆれる。まぁ、それでもちゃんとつけなきゃいけないんだけど、動揺してクオリティが下がったところや、一度も問題のなかった部分でミスがあったりして、反省。狙ってちゃんと上手くいったところもあったので、個人的な出来は70点というところ。全体の演奏は、聴衆の受けもすごく良かった。同じ演奏会のプログラムでベリオのフォーク・ソングを歌ったルイザ・カステラーニが非常に印象に残る名演。明日はパリに戻る。

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