2001年10月29日

往来

引き続き、余り気乗りがしなかった日(なにやってんだか)。取り敢えずこういった日でも必ずやる、と決めたのは「その週にフォーカスしてやっている練習」。今だとdidierの音階ということになるか。この何ヶ月かで「音階」という文字はもう果てしなく書いたと思うんだけど、これは語学で言うと「動詞の活用」というのと少し似ている。僕の持ってる動詞活用の参考書にすごく好きな文がある。引用すると「この(動詞活用表という)いわば俯瞰図によって密林の踏査も最短距離を歩むことが出来るとはいえ、密林を我が家の庭とするには反復往来を必要とすることも勿論である。」
 なんだか音階練習の定義みたいですよね。まあそうやって反復練習して得たテクニックと、それを用いて何を語るか、ということは全然別問題なんだけど。

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