2004年1月 7日

ながら練習のススメ

 今日はなんだかとっても家を出る気がしなかったので(なんとなく学校が凄く混んでそうな予感がした)家でF管のみ練習。バリフの本番がかなり迫ってきてるので、ちょっと焦り気味。この曲は11音列の書法で書かれているんだけれど、問題なのは非常に速いテンポでなおかつpppppの表示が頻繁に出てくる事で、コントロールが物凄く難しい。今日のところは重点的に一楽章のみを細かく分割して暗譜していくことに。
 テューバをやっていると暗譜をする必要性にかられる事があまり無いけれども、ここ最近色々な練習を暗譜でやってみてつくづくその必要性を再確認。特に暗譜がしやすい所より寧ろ一見暗譜ができないような細かい動きの部分に逆に暗譜の必要性を強く感じる。反論も勿論あると思うけれども、ピアノであるフレーズを覚えていくとき、その指の動きや和音の押さえ方というものが、前後の時間の流れも含めて非常にビジュアルに記憶できるのに比べて、テューバの場合はそういった取っ掛かりのイメージが希薄だと思う。指使いがシンプルでどのオクターヴでもピアノのように腕の移動が伴わないのが一つの原因だと考えられるけれども、暗譜しにくいフレーズの場合意特に音程差による唇の緊張の度合いがイメージとして定着するのに時間がかかるということもあるだろう。僕はピアノはまともに弾けないけれど、2つで同じフレーズを覚える場合、テューバのほうがやはり時間がかかる(逆手にとって、先に鍵盤楽器で覚えてしまうのも一つの方法)。
暗譜のために最近割とやっているのが、本当に細かいフレーズの断片をまず覚えて(4音くらい)、それをひたすら繰り返しながらネットサーフィンする事。なんかすげぇ怒られそうですが、吹きながら画面の記事を追えるようになっている頃にはキチンと覚えて吹けているので、そうなったらフレーズを長くしていく。勿論こればっかやってたら超顰蹙ものですが、殊暗譜にかけてはなかなかお勧めです。って全然参考にならない話かもしれませんが。テクニックに関しては「ながら」でできない事は本番でもそこに注意が行って音楽どうこうじゃ無くなると思うんだけれど。
 今日のほかの練習は基礎練習のテキストを学校に置きっぱなしだったので、記憶に頼ってできる限り。ジャズ(ornithology)のアルペジオ。こちらも暗譜。

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