2010年8月25日

08/25 サントリー芸術財団 サマーフェスティバル 2010

サントリーホール楽屋この時期は夏の音楽祭が重なり、現代音楽業界(?)も結構バタバタとしています。
今年もサントリーのサマーフェスティバルにおいて、東京都交響楽団の佐藤潔さんとご一緒させていただいて、チューバ2本がクローズアップされた珍しい編成の曲に出演します。

8月25日(水)19:00 大ホール <管弦楽>全曲日本初演
◇ 曲目
イェルク・ヴィトマン(1973-):「コン・ブリオ」~オーケストラのための演奏会用序曲(2008)
エンノ・ポッペ(1969-):「市場」~オーケストラのための(2008/2009)
マルティン・スモルカ(1959-):
   「テューバのある静物画 または 秘められた静寂」
      ~ふたつのテューバとオーケストラのための3楽章  (2007-2008)

ブリス・ポゼ(1965-):「ダンサー」交響曲第5番~大オーケストラのための(2008)
◇ 出演
指揮=杉山洋一
テューバ=橋本晋哉、佐藤潔
管弦楽=東京都交響楽団

テューバが2本も使われているのでさぞや...と期待される方もいらっしゃるかもしれませんが、タイトルに仄めかされている様に、どちらかと言えば密やかな音楽です。ヴィルトゥオーゾな協奏曲とは趣を異にしますが、テューバという楽器のとても美しい側面を味わっていただければと思います。

コメントする