2011年6月13日

輪になって踊ろう

Orchesographie先週末は前々から気になっていた、ルネサンス期のダンスのワークショップに参加してきました。
普段は舞曲などを演奏する立場ですが、やはり実際にステップに沿って体を動かしてみると、超初心者ながらそのリズムに得心がいきますね。それから例えば7小節フレーズに聴こえるような楽節が実際にどのようなステップなのか、ちょっと納得がいった気がします。今日はブランルやそれからの派生の幾つかのダンス、サラバンドなどの基本のステップを教えていただきました。しかし見た目には楽しげに見えるこれらの踊りも、実際に半時間ほど踊ってみると結構足に来ます。きっと当時も「ダンスは貴族社会には必須だけれど、足に来るからなぁ」とか思ってた輩が居たと思う。居ないか。兎も角も、楽しいし色々考えされられるしで、これからも筋肉痛に負けず続けていこうと思います。写真は1589年に出版された舞踏の指南書「オルケゾグラフィ」の一ページ。ちょうどセルパンが発明された(とされる)年代とほぼ同じですね。

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